12月1・8日の2日にかけて「薬物療法の特徴と看護」の演習をしました。
11月の授業後の課題を基に、演習に向けてたくさんの自己学習を頑張りましたね。
モデル模型を患者役の学生に装着し、実際に注射液の準備から、三角筋に筋肉注射を行いました。
本番さながらの演習で、みんな緊張した表情で真剣に取り組んでいました。
★学生からのコメント★
〇先生が実際に採血しているのを見て、将来先生みたいに上手くなりたい。もっと勉強して、いろんな技術を習得したい。
〇見学と実際にするのとは全然違って、実際にしてみると針を血管に入れれるか不安で手が震えた、上手く入らなかった。
〇薬液を注射器に吸い上げるのがとても難しく感じた。
〇注射の上手な看護婦さんになれるよう努力していきたい。
★担当教員より★
〇輸液管理・採血・筋肉注射の手技を実施する中で、患者役の場面では、注射針が自分の方を向いているだけで恐怖を感じましたね。安全・安楽・安心といった患者さんへの配慮の重要性も学べたと思います。
〇注射は、経験を重ねると上手になっていきます。
人に針を刺すという行為は犯罪ですが、医療の場での看護師はそれを許されています。それはなぜかという事を考え、責任をもって看護行為ができるよう学習を深めましょう。
〇演習は、技術を経験できるばかりでなく、自分の得意なこと、不足していることも発見できる場です。
今回、事前学習をし、技術を確かめ、不足している点を最後のまとめ発表で共有できていたと思います。